ホーローで柔らかく炊いた大豆はふっくら、そのまま食べても美味しそうでした。
野田琺瑯のラウンドストッカーは、お豆を煮た後はこのままお味噌を仕込むのに使えて便利ですよ~(#^.^#)
ボウルで麹と塩をしっかりと混ぜ合わせます。
塩が塊にならないこと!
麹も麹同士でくっついているので、手のひらを合わせてスリスリぽろぽろとすり混ぜます。
↑↑↑
お塩がダマになっちゃってますねぇ。
根気よく丁寧にほぐしますよ(⌒∇⌒)
麹も私の使ったタイプはパラパラとしたタイプですが、ブロックタイプのものもあります。
どのようなタイプも塩としっかり合わさるようにむらなくダマなく混ぜでくださいね。
ゆでたて熱々はやけどしますよ(#^.^#)
何故ならここからが重要!!!
手をフルに使ってしっかり握りつぶしていきます。
茹でた大豆を潰しながら、先ほどの塩と麹を混ぜたものも混ぜ込んでいきます。
おうちの味ってどこで決まるでしょう???
それは普段みなさんが躍起になって退治している『菌』
手のひらには様々なところを触れることで付着してきた菌もありますが、常に自分を守ってくれている常在菌も住んでいます。
手作りでは、この「常在菌」を大切にしてほしいな。
できるだけたくさんの人の手をかけたお味噌は、それだけでスーパーフード!!
よい腸内細菌を育てるためにも、お味噌が役立ってくれることは皆さんご存知ですよね。
幸せホルモンといわれる”セロトニン”は脳内で作られると思われていた時代もありますが、実は腸内で作られているセロトニンの量は90%とも95%ともいわれています。
日本の言葉の素晴らしさは、先人の知恵や経験がたっぷり詰まっているところにあると思います。
腸が感情に関わるなんて知らなかった時代、ちょっと考えてみると「腸、腹」を考えさせる感情を表す言葉がどれだけあるか!
それだけでなく、腹がどれだけ大切かを表す言葉もたくさんですね。
「腑に落ちる」「腹に据えかねる」「腹が立つ」
もっとありますよ~!
「腹が黒い」「腹を決める」「腹を探る」
そんなお話はまたいつかゆっくりしたいですね。
そんな感情をつかさどるお腹の中に、たくさんの常在菌という個性が住むということは、たくさんの個性を受け入れる心が育つということに繋がるとも、マクロビオティックでは言われています。
このお話は本当に私の「腑に落ちた」お話で、食べるもので体も作られますが、心も作られるんだということが、本当に本当にストンと理解ができたんですね。
これは私が生きてきた中で、いろいろな方と過ごす中で、そうなんだ!そうだったんだ!と、発見もいっぱいあって、それが全部腑に落ちてしまうマクロビオティックの考え方ってすごいんですよね~。
そんなお話はまたそのうち~。
上からしっかり、とじ塩をふってね。
ラップで空気を遮断して、重しを置きます。
重しは素敵な先人の知恵。
お漬物でもお味噌でもそうだけれども、これがとっても大切なのです。
腐敗させず、発酵させるには重しの力を借りるとうまくいく。
そしてワサビを上からぽとぽと置いておくと、カビが発生しにくい。
早ければ4か月
しっかり熟成させるならもっともっと置いて。
夏場が心配だけど、1日の中の温度差ができるだけでないようなところに置いて育つのを待ちましょう。
たまには声をかけてあげるとお味噌も美味しくなりますね~。
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