寒い寒い冬がやってきました。
冬に影響を受けやすい臓器は「腎」
肝腎要(かんじんかなめ)の腎ですね(#^^#)
ちなみに、肝心要と書くようになったのは敗戦後昭和21年に漢字使用を制限する「当用漢字表」が制定され、「肝腎」の「腎」が揚げられなかったため、昭和31年の「同音の漢字による書き換え」で、腎が心と書き換えられるようになったからだということです。
でも戦前を生きたお年寄りは何度となくこの「肝腎要」を私たちに伝えてくれていませんでしたか?
私は幸せながら、お祖母ちゃんも母も肝腎要は心ではなく腎で教えてくれました。
もちろん!「心」も大切。
「腎」と「心」どちらも比べようもない大切なものであることに変わりはありません。
「肝」と「腎」が要であるその要とは一体何かというと、扇の骨を閉じ合わせるために、末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘(かにのめ)を言うそうですが、それが壊れてはすべてバラバラ💦
なくてはならない大切なものですね。
冬のトラブルが腎をおろそかにして出てくるものだとしたら、春は解毒作業で疲れきってしまう「肝」のトラブルの季節。
わたしはこの繋がりを……要を壊してしまうことでバラバラにしちゃいけないよと言うようにも聞こえてくる気がします。
だって、昔の人は大切なメッセージを普段使う言葉や漢字で後世に残してくれてるんですもの!
名探偵のコナン君なら上手に解明してくれるかな(/・ω・)/
「腎」は人体の生命活動を維持する栄養物質を貯蔵し、全身に勢力を与えて粘り強さや根気を生み出す働きのことを指す。免疫力や防衛力の要。
とあります。
成長や発育、老化に密接につながる臓器でもあるので、どの年代でもしっかりと意識をして腎を補う食材を取り入れていきたいところですね。
腎が弱ると免疫力が低下するということは、この時期とっても不安なインフルエンザ予防にも腎強化は効果的なのではないでしょうか???
ちなみに、我が家の子どもたちがインフルエンザにかかることはほとんどありません!
小さな子どもの頃に腎機能に問題があるといわれたことのある夫が毎年一人でインフルエンザに苦しみ、部屋に隔離されることが多いですね(* ´艸`)
黒い食材
といえば???
黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、ごぼう等々
子どもたちの大好きなものだらけ。
海苔とかひじきとか朝ごはんに巻き巻きして食べるのが好き。そこにごま油とかね香りがよくて食欲を増す♥
根菜のお味噌汁を合わせたら朝からハッピー(((o(*゚▽゚*)o)))
腎は冷えると働きが衰える臓器なので温める旬の食材を合わせてとることも大切です。
朝は特に温かい汁で体の中から温めてあげてくださいね!
冬の体は冬眠寄りなのに、私たちは夏も冬も活動できる文明ってすごい!!
冬は動物も植物も活動が鈍くなり、休息に向かっていく時期。もちろん人間だってそう。
日照時間も短くなって気温もぐっと下がって!
野生の動物なら、寒さを乗り切って春に命を繋いでいかなくてはなりませんよね?
体温を下げていって心拍数を減らしていく
エネルギーを節約して冬眠をする。
そのエネルギーを蓄えるための実りの秋
でも私たち人間は火を使えるようになり、暖かく過ごすために衣を工夫し、冬でも食べ物が食べられるように工夫し……
本来の自然の摂理とはちょっと違う道にすすんで今があるということ。
それでもやはり、自然が生んだはずの自然の生き物の体なんですよね。
だって私たちはサイボーグではないのですから。
冬の時期、野生動物たちが冬眠するように、私たち人間も太陽や気温に左右され
まだまだ寝ていたいなぁ~(=_=)
外に出るのが億劫だな~💦動きたくないなぁ~
ふとん天国だなぁ~
と、睡眠時間も長くなるし、活動量が減るのは自然の摂理でもあります。
超自然児(?)な我が家はみんないくらでも寝られるんじゃないかと思うほど(笑)
あ、いい言い訳できちゃったな。
いえ、こっちの話です(>_<)
今回のメニューは
大根のおろし汁をコトコト煮て、大根が砂糖のように甘くなるんだよということを皆さんに知っていただきました。
鶏むね肉を使ったみぞれ煮はお砂糖もみりんも使わず、大根と玉ねぎの甘みが驚きのおいしさ。
塩かぼちゃはかぼちゃの甘みを塩と蒸し煮の方法で引き出していく方法です。
砂糖のような強く刺すような甘みはお野菜本来の甘みを消してしまします。
それを補うように強い旨みの化学調味料を足してゆく
そんな無理したお料理では「肝」は悲鳴を上げてしまうでしょうね。
普段、ひよこ豆で作っているカレー炒めを硬めに茹でたアルデンテな大豆で作りました。
萩市では地元の大豆が驚くほどお安く手に入るんですよ~!
おつまみにもおやつにもおかずにも!
お弁当にもちょこっと添えると嬉しい一品!
くれぐれも食べ過ぎないようにしてほしい(笑)適量ですよ~。
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