単発個人レッスンが多い私ですが、5回コースで教室をさせていただいたチャレンジの今期。
梅雨のメニューから始まり、夏秋冬と和食で考える日本人のための薬膳の教室をさせていただきました。
ついに最終回の5回目はちょっとまだ早いけど「春の養生」をテーマにお話ししました。
ちなみに、旬の露地野菜を食材として使うので、献立はまだ春じゃないかな💦
生徒さん、それぞれの班での解釈で作る、個性豊かな出来栄えのいつもですが、今回はみんな似てる~!
春の養生
寒い寒い冬は体温やエネルギーを逃がさないように、何でもため込んでしまっていたからだ。
栄養素もため込んでくれると同時に余分な脂肪も老廃物も有害物質も何でも体に蓄積されやすくなります。
冬の雪解けのように
春になって暖かくなると、新陳代謝が活発になり、冬にため込んだものを雪解けのようにどんどん排出させようと体は反応します。
デトックスは「肝」のお仕事。
冬にあれもじゃこれもじゃと美味しいものとかお酒とか宴会三昧だった人の「肝」は朝から晩まで残業続き。冬ため込んだ仕事が山ほどあるのに、毎日毎日新たな仕事を「肝」ちゃんに与えるなんて
とんだブラック企業!
ごめんなさいごめんなさい(m´・ω・`)m
それは私のことです。
誘われたら断れない宴会女王です💦💦
「肝」に懺悔することは数知れず。
デトックスで忙しい「肝」にはもう一つ大切なお仕事があります。
「血液を貯蔵する」
というとんでもなく大切な役割です。
血液を調節する役割がおろそかになるなんて恐ろしいですよね( ;∀;)
春は苦みをとれ
って聞いたことありますよね?
実は、春が旬の苦味食材は解毒作用にも優れていて、肝の働きを助け、春の「陽」の気で体の上部に上昇していく血を肝に戻す作用があるのだそう。
助けてあげて( ;∀;)肝を!
始まりの季節でもある春
体のシフトチェンジをしっかりとすることが最も大切な季節とも言えますね☻
1月のメニューは
高野豆腐のチリソース
青菜の磯辺和え
ひじき蓮根
美腸スープ
雑穀米
でした。
マクロビオティックでおなじみの「ひじき蓮根」はまた別の機会で記事にしたいと思います。
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