野菜の切り方や処理の仕方で参考になるのはマクロビオティックです。
マクロビオティックでは『一物全体』を大切に考えています。
自然は 『丸ごと•そのまま•すべて』
で、完全な存在である。
なので、出来る限り葉も根も皮も、丸ごと食べられるのが理想なんです。
☯️これは陰陽で考えた時
同じ野菜でも育った土地によって陰陽の変化がある。
野菜を部位で見た時も皮と葉と根っこと中心部では陰陽の変化がある。
上部と下部でも陰陽の変化がある。
🥣栄養素の面で見ても
食物繊維やフィトケミカルは捨ててしまいがちな部位に多く存在している。
アクが出るから、色が悪くなるから、舌触りが悪いから、かたいから……
様々な理由で取り除かれがちな部分
または昔皮は剥くって習ったから、なんとなく…
と取り除いていた世代
家庭料理であれば少し色味が悪くなったとしても、栄養素も生命力も高まる食事の方が嬉しい。
皮は剥かない、根っこも工夫して食べる、色止めのために水に放たない……
それでも汚れすぎていて取り除きたい、臭みがありずきる…歯が立たない🤣
そんな部分も勿論あると思います。
すごく無理して食べる必要はありませんが、できるだけ食べられるように工夫してみる事で意外な美味しさを発見することもあります。
そのひとつに、私はマクロビの師匠から教わった
『里芋の皮のから揚げ』というものがあります!
衝撃ですよ〜❣️
👩⚕️また、食べやすい中心部のみを食するのではなく、丸ごと食べることによって、血糖値が上がるのを緩やかにしてくれる効果があったり、微毒性を中和してくれたり、アクが身体に不必要な毒を絡め取って流してくれるデトックス作用があったり…
食物は見事にうまくできている存在だという事に感動します。
なんといってもね、すてるところが少ないという事はSDGsの実践です。
食品ロスを減らす事にも繋がります。
丸ごと食べるから、農薬についても気になりますよね。
できる限り農薬を使わず、心を込めて育てている、顔の見える農家さん👩🌾👨🌾を知っていると安心できます。
私たち消費者が地域の農家さんを大切にすれば、農家さんはそれに応えてくださいます。
食べ物を大切に
一物全体の考え方で捨てるところを減らせば食べるところが増える。
お野菜ひとつひとつの価値を高めたら
作り手も使い手も地球も🌏幸せになるんじゃないかなぁと私は思っています。
写真のにんじんは🥕葉っぱのないものですが、できれば葉のついたものが手に入るといいですよね。
葉をつけたまま売ると、葉にどんどん栄養を取られるので、畑で葉を落としてしまう方が多いと思いますが、陽の光が限られてしまう冬の時期には、にんじんの葉とか大根の葉は冬場に摂れにくくなった栄養素を効率よく身体に吸収できるありがたい部分。
そして、出来るだけ葉の根本を食べる、もしくは細かく切って汁に入れるといいです。
土の上にある『葉』と土の下にある『根』
陰陽も若干違いますが、土からの栄養素を葉に太陽からのエネルギーを根に、その違うエネルギーを受け入れ通す真ん中
その真ん中の役割りとパワーはスゴイ!
バッツリ切り落とさずに
汚れた部分だけ削り取って、余す事なく食べてみてくださいね。
オススメは汁に入れる。
歯応えが気にならない•栄養がスープに溶け出す(^▽^)/
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