6月29日は山口市にある井筒屋2階にある「野菜工房kitchen」でマクロビオティックの教室を開かせていただきました。
「野菜工房」は山口県山口市中央5丁目、NHKや済生会病院のある通りにあるお店で、無農薬有機のお野菜を数多く販売しているほか、有機の調味料や国産の粉もの……マクロビオティックを学んだ人には感動の商品の品揃えがあるお店です。
その野菜工房が手掛ける食事を提供しているのが井筒屋2階の「野菜工房kitchen」
有機野菜のサラダバーでお腹いっぱいお野菜を堪能でき、スープやメインのお食事は日替わりで楽しめるのが素敵なレストランです。
定休日にイベントをさせていただけることになり、マクロビオティックの教室をさせていただきました。(今後もたまーに開催予定)
材料にこだわり、野菜工房さんの有機野菜や、やまぐちエコ100という県の厳しい選定を受けた完全無農薬米「むつみ男米」というお米の玄米を使い、マクロビオティックの基本を調理実習していただきました。
勿論、調味料も昔ながらの工程で作られた本物の調味料を使いました。
雑穀も無農薬です。
シイタケの高キビ詰め
きんぴら
高野豆腐の唐揚げ
温野菜の豆腐マヨネーズ
もちアワのトマトスープ
サラダ~塩麹ドレッシング~
もちろんもちろん、
お肉も卵も牛乳も化学調味料も使っていません。
食材の持つ旨みと栄養
それを生かせるのは自然の調味料。
昔で言う3大栄養素(エネルギーになる)、5大栄養素(3大栄養素に代謝を助ける2つがプラス。)と時代で栄養素の存在もさらに深く明らかになってきた部分がありますが、今ではファイトケミカル(フィトケミカルともいいますね。)といって、7大栄養素(栄養素の運搬、排出に働くがプラス。)について更に明らかになっています。
実は、そのファイトケミカルの大切さを昭和初期から提唱し続けているのがマクロビオティックの創始者桜沢如一さんであり、その考え方の基となったのは、明治時代に食物と心身の関係を理論にし、医食同源としての『食養』を提唱していた石塚左玄さんの書物です。
ファイトケミカルは調理過程で取り除くことが多い、いわゆる灰汁と言われる部分に出てくるので、マクロビオティックでは灰汁を取りません。
取らないどころか灰汁を旨味に変えるのです。
それは陰と陽、中国の「易」の考え方の陰陽を組み合わせ、食材の陰陽を調和させることによって生まれる旨味。
栄養素を捨てることもなく、旨味につなげてしまうのは本当に天晴!な調理法です。
さて、我が家ではレシピを作るときに家族を犠牲にして毒味させます( ´∀` )
野菜に詰めて、より肉の食感に似せるには地粉をどれだけ入れたらよいのかな~?
なんてのも研究しました。
いろいろなものと同時進行ですると焦がします(笑)
家族が多いので、それぞれの意見がとっても参考になります(/・ω・)/
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