11/7~立冬~11/21
土用をようやっと抜けて、暦の上では冬…
立冬です。
冬の準備を始めましょうという時期に入りました。
新そば~~~!!!キターーーーーー!
新そばの季節ですね~。
普段忙しくなるとつい、日にちの感覚がなくなり、スケジュール帳を見て「おっ、今日から土用じゃん!とか、今日立冬じゃん!とか、気がつくとあっという間に節目が来ている、そんな日々です。
不思議なことに、強く意識していなくとも身体は正直なもので
土用中は舌を火傷したかのようにヒリヒリとした痛みに悩まされていました。
昨日まではまだ少し残っていた舌のヒリつきも👅徐々に緩和されて、今はなんともない…
思い込みや勘違いからくる身体の反応とも思えず…
なぜなら、私の性格を知っている方は分かると思いますが、自分で「土用の時期に気をつけることー!とか言っておきながら案外日にちの感覚的にはまるっきり忘れてるところがあるんです。
勿論、ポイントを押さえて、この時期食べ方はこうしとこう!というのは守ります。
けれど、あと何日〜今来るか〜今明けるか〜みたいにカレンダー見ながら秒読みをしないんです。
いつのまにかその日が来ましたね〜みたいな🤣
なので、思い込みから来る身体の反応とは思えないので、まったく、自然の仕組みの凄さと人の身体もまた自然の一部だと思わざるおえないのです。
(あ!こういう時に使わなきゃ!「思わざる〜負えませんっぅぅう(byあばれるくん)」水津家、遅く来たあばれる君ブームなのです。)
西洋では春が始まるのが3/21と聞きます。
日本では二十四節気採用で、立春2/3
韓国や中国でもまず、季節本番が始まる前からの準備段階からの季節のインフォメーションがあるわけです。
薬膳のパンウェイ先生も「季節が来る前に次の季節のことを考えて身体の準備をするための食事を摂る」と仰っています。
更に結構昔のインタビューで「中国では次の季節に備えて食事を選ぶのに、日本人は何故季節のない食事をするの?」と言われており、「それは大きな誤解!!!」と腹が立ったのを覚えています。(誤解がとけているといいなー。)
何故なら、日本の古来の暦ではきちんと次の季節に備えた食生活があったからです。
現代日本は確かに季節なんてない食事が多く、年がら年中同じようなメニューでお食事ができる外食産業。
そもそも、現代の日本の標準である教育は医学も栄養学も西洋のものであって、古来日本の積み重ねられてきたものではないのです。
そりゃあ、この日本の状況をみたらパンウェイさんも嘆くわ!
このインタビュー自体はおそらく20年以上前、その頃よりはだいぶん、日本古来の考え方も日の目を見るようになり、肩身の狭い思いをせずにいられるようになりました。
勿論、日本には日本の、中国には中国の、韓国には韓国の、西洋には西洋の季節とその土地に合った先を見据えた食養生があります。
勿論食べ物だけでなく、自然と生活のすべてにおいてその法則はあります。
西洋の考え方は物事が起こってからの対処方法としてはとても都合の良い考え方です。
ただ、物事を起こさないように未然に防ぐという全体的な考え方としては東洋の伝統文化、考え方はとても都合のよいものです。
この時期にこの内臓に関連する機能を労わろう、温存しておこう、サポートする食事や運動、生活習慣を心掛けよう……と、二十四節気を意識した日本の暮らしをする事で大きく差が出てくる事を身を持って持って体験しています。
なにせ氣力が違う!
出逢う人が違う!
人からの当たりが変わる!((笑))
これはもう人生が変わると言っても過言ではないんだなと
改めて食の大切さ、自然に即した生活の大切さを感じています。
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十何年も前の本ですが、「木を見る西洋人・森を見る東洋人」とはよく言ったものだなと感心します。
季節に関しても、医療に関しても、メンタル、哲学、栄養学、政治、ありとあらゆることにこの考え方の違いが当てはまり、面白いなと思います。
ピンポイントで対処すべき問題点において、西洋方式はベストだなと思います。
でも、根本的な解決にはならない。
また問題が浮上、もしくは同じことが別の場所で起きる可能性があります。
全体的な視野でみるべき問題は東洋がお手の物。
時間はかかるかもしれないが、何がそうさせているのか、何が関連しているのか、ピンポイントの部分からずれた部分に実は根本的な理由がある、ではここにアプローチしよう。
という動きをする。
どちらも大切なんですよね。
話は逸れますが、「木を見る西洋人・森を見る東洋人」を検索すると出てくるかもしれない?
認知プロセスをめぐる影響についてのモデル図(本書P47に載っているらしい。)
アメリカ人(著者)の考える認知プロセスの図と中国人学生の考えた認知プロセスの図の違いがすっごい面白い!
本当にこれ!これこれ!
とつい、興奮してしまいました(笑)
西洋の主体性、分析的思考
東洋の調和性、包括的思考
もう一度買って読んでみたいなー(売ってるかな…2003年って💦)
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恵里杏(めぐりあん)
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追伸…的な(笑)
料理教室の時にたまに出る質問があります。
「西洋の栄養学や医学と東洋の栄養学、医学はどちらが優秀なのか?」の時にこの本の話をもう少しかみ砕いて自分なりにアレンジして伝えています。
どちらも優秀ですよ~!時と場合、どんな状況かによって使い分けるためにどちらも知識として持っていて、状況によって判断、自分で選んでどちらか採用するハイブリッド地球人になってくださいってお伝えします。
ただ、日本に生まれ、日本に住んで、ここで生活している私たちには、この土地で生きる古来の日本の食事の仕方、病気に対する養生の仕方は遺伝子的にも合っていると思います。
だからと言って、西洋的な方法で取り組んだ方がいいと判断できる段階になっているのに「私は西洋的な方法は拒否します!」と拒否する極端な事は、現代においてどうかな?と思います。
勿論、個人の自由です。
それについて私個人が感じている事を「これが正しい!」と押し付けることはありません。
ただ、意固地になって拒否するのはもったいないと感じます。
何かを学び始めると人はどうしても極端に偏りやすいからです。
どんな時も自分の意志で決められるように、違いを知り、どんなことを選ぶか、が大切だなと思いますよ。
という事で…
新蕎麦食べたい!!!弥富行きたい。
その土地の新蕎麦すすって、その土地の日本酒をいただく。
粋だね~~~!
結局お酒。。。
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