《今日のテーマはあずき②》
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・最強デトックスフードあずきを食べよう!
・あずき茶を飲んでみよう!茹でこぼしNG
・目安は月に2回以上、毎日はNG
・PMSがひどいと感じる方は生理10日前から少しづつ
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あずき祭り第二弾お待たせいたしました!!!
女性の味方あずきちゃん
以前、月とあずきをテーマにあずきをちょっと語りましたが、見ていない方は是非さかのぼってみていただけると嬉しいな~。
そこで「あずき茶」を紹介しましたが、3パターンの作り方で紹介した中、一番簡単な保温容器や魔法瓶で放置する作り方、こちらを今回はご説明します。
あずきを茹でるときの赤い汁…どうしてますか?
???もしかして…???
・「灰汁が強くて苦み渋みがあって苦手…美味しいあずきのために一度茹でてゆで汁を捨てて水を変えて煮ます」=茹でこぼし
あずきを煮るときの常識だと思っている方…
や!もったいなっ!
捨てたそいつ、からだの中でいい仕事しますよ~~~
そもそも、灰汁に出てしまう成分には人間にとってのありがたい栄養素が色々あります。
サポニンやアントシアニンは灰汁や煮汁に溶け出るので、茹でこぼしてしまうともったいないのです。
サポニンには炎症を鎮める成分があり、便を柔らかくしてくれるほか、溶結作用(血のかたまりを溶かしてくれる)があったり、血行を促す働きがあります。
あずきは古代、薬として利用されていて、産後の肥立ちが悪い人に食べさせ、血栓ができないようにしたそうです。
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『魔法瓶あずき茶』
〈材料〉
・あずき…大さじ3(乾燥時点)
・熱湯…たっぷり
・200ml~300ml用の魔法瓶、保温容器が作りやすい
〈作り方〉
洗ったあずき(乾燥・浸水後どちらでも)を魔法瓶に入れて、熱湯を注ぎ、1分経ったら茶こしなどで湯を捨て、あずきをもう一度魔法瓶に戻し、熱湯を上まで注ぎ、即ふたを閉めて瓶を寝かせて3時間放置する。
これだけです!
汁は加熱で強く煮ていないので渋みは少なく、飲みやすいです。
ファイトケミカルは加熱で細胞が壊れた時により多く栄養素が溶けて出てきます。
より深くファイトケミカルをとり入れたい人は煮た方がよいです。
〈ポイント〉
最初に入れる熱湯は魔法瓶とあずきを温めるために使います。
2度目に入れる熱湯はちんちんかんかんに熱い湯を必ず使う事。
瓶を寝かせるのは小豆が戻るときに瓶の下でぎゅうぎゅうに行き場をなくすと十分に戻らないからです。
出来る限り保温効果の高いものを使うこと、豆の量は増やしすぎない事がたいせつです。
増やす場合は温度が十分に高温を保てるかを確認しながら調節してください。
この方法であずきを作ると、指で挟んで強く力を入れてやっとつぶれる程度、これを「おとこ煮」って呼ぶらしいですよ~!
例えばお赤飯に使うときの後で蒸すことを計算したくらいのかたさになっています。
そのまま食べても、炊飯するときにぶち込んでも(笑)
柔らかく煮なおしてもよしです。ガスにかける時間短縮にはなりますね。
塩も砂糖も使っていないので、なんにでも使えます。
サラダにも合います。
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【食材―あずき】
*身体を冷やしも温めもしない食材・平性
*カリウムが豊富、毎日は食べすぎないように!バランス崩します
*下半身水太りタイプに嬉しい効果あり
*イソフラボンは女性ホルモンのバランスを調整してくれる
*中医学の類似の法則、あずきと似た形の腎臓の機能によいことだらけ。
*プロビタミンCは胃酸に出会ってビタミンCに合成、加熱に強いビタミンC
*亜鉛で味覚正常、生殖に必要なホルモン合成、発育
*サポニンは天然界面活性剤!あぶらを流してくれるし、抗酸化作用で錆びない体、血糖値コントロール…美しい体になくてはならない成分
*鉄分で元気な血が内臓の働きも助けてくれる
*ビタミンB1、B2で疲労予防脚気予防・粘膜の健康
*ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれる
*食物繊維で腸内環境を整え、善玉菌を増やす
*ポリフェノールでアンチエイジングなんと赤ワインより含有量が多いあずきちゃん
*アントシアニンで目の健康、疲れ目にさようなら
*マグネシウムは体内のほとんどの酵素反応に関わっているミネラル
*もちろん、たんぱく質や糖質も兼ね備えております
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(ちょい裏話)
中医学やマクロビオティックではすべての物事に「陰陽」があるといいます。
人間の身体に有用な成分もあればあまり嬉しくない成分もあります。
人間の身体には薬効となるものでも、比重が変われば、または生物が変われば強く毒性が出ることもあります。
ファイトケミカルはまさに、植物が虫等から自分の身を守るために持っている微量な毒素。
ただその微量な毒素が人間の健康維持には欠かせないものでもあります。
すべてはよいからと言って大量に食べないこと、毎日大量に食べ続けない事です。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
*あずきの栄養素について研究者の一部が危険と提唱しているもの
脅すわけではないですが…栄養素の知識に敏感な方はご心配くださるので紹介しておきます。私の見解では「それ言いだすとこの世のすべてが食べられないものになるよ?」です。
・サポニンは天然の界面活性剤と呼ばれ、あぶらを溶かして水で流すといわれますが、これが細胞膜を溶かし赤血球などにダメージを与えたり、リーキーガット(腸管壁浸漏症候群)を引き起こすと言われることもある。
・レクチンは白いんげん豆ダイエットで健康被害がたくさん発生して有名となった、あの食中毒の原因です。生煮えが引き起こすことなので、火を通すことでレクチンを不活性化できます。
茹で上がり時に80℃以上の湯温を確保できていれば確実だという研究結果があります。
また、あずき程度のレクチンはあまり気にしなくてよい気がします。
危険とされているアナウンスが大抵、白いんげん・赤いんげん・金時豆・虎豆…
・豆や玄米によく言われる「発芽抑制物質」「酵素抑制物質」がよくない!という方もいらっしゃるので(毎日の大量摂取じゃなければ私は気にしてませんが…)
発芽玄米にするときと同じように、1日水に浸けて「ちょい発芽」させるという手もあります。あたたかい場所や寒すぎる場所等一概に言えませんが、20時間くらい浸けておきましょうか…
浸けていた水を捨ててから調理すれば安心です。
(厳密には浸け水にも栄養素は溶け出ます。どちらをとるか…それぞれの見解でいいかなと思いますが…)
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