「夏ミカン」と言えば山口県萩市(⋈◍>◡<◍)。✧♡
萩市民の皆さん!夏みかんのすごいパワー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ご存知ですか?
萩で生まれ育ってる方々には、その辺の家で生ってぶら下がって誰も食べない……っていうようなものになってませんか!?
なんと!夫の実家に住んでいた時は私がそうでした( ´∀` )💦
私の育った関東のほうではなかなか手に入らないため、夫の実家から送られてくる夏みかんをお友達におすそ分けすると感動されて喜ばれたものです( *´艸`)
ですが、いざ庭に大量の夏みかんがある環境に住んだ時…感謝を忘れるから人間って…ねっ( ノД`)シクシク…
いや、人間じゃなくって、そんな私がダメダメなんです。
夏みかんのすごいところは収穫せずにそのままおいても、実が生ったまま次の年の花が咲き、実が生る。同じ一本の木に前年になった実と今年の実の両方がついた状態になるんですね。
なので「代々続く」意味で、「夏代々」(橙)とも呼ばれています。
維新後、生活に困窮した萩の士族たちが庭に植えてなんとか踏ん張ったというお話はよく聞きますね~。木が三本あったら大学に行かせられたらしいですよ!!(本当かなー!?ということは昔なら我が子四人、十二本の木があれば!(笑)夫の実家にそれ以上の夏みかん畑があるけど……現代では食費にもなりませんねぇ💦)
この夏ミカン栽培が、末永く代々続くようにという願いを込めて「夏代々」と呼んでいるという説もあるようですが、夫の実家の地域では結婚をするときに「地蔵の儀式」というものがあって、実は夫と私の結婚式の時に儀式をしていただきました。
そう、代々続きますようにの願いが込められた儀式です。
私たち夫婦は地域の方々の祝福をいただきながら、お地蔵さまとお供えされた代々続く願いの「夏代々」のパワーをいただきながら(笑)
四人の子どもに恵まれ、夫婦仲良くお互い自分らしく…あれから17年楽しく過ごしています。
(夫からすると自分らしく生きれてるのはお前だけと言われそうですが"(-""-)")
橙の代々パワー!幸せパワーです。
横道それまくりました💦
声を大にして言いたいのは薬膳的にもすんごい
注目すべき夏みかんのパワーですよ!!!
薬膳で言うと、夏みかんは果実の部分が【酸味・寒性】ちょっと体を冷やす方向に向かってます。
主成分はクエン酸、ビタミンC。
疲労回復や動脈硬化予防、風邪予防に効果的!
そしてこのビタミンCの働きを助けるビタミンPとやらが含まれているそうな!
それによって強化されるのが抗酸化作用や血管強化なんだそう。
美容やアンチエイジングにもいいんだという事実に夏みかんを見る目が変わる私…( TДT)ゴメンヨー
果実を絞るといろいろなものにつかえますよね~。
この季節は特にドレッシングにも使いやすいですよね(^▽^)/
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
皮!捨てないで!
薬膳的に皮の部分は【苦味・温性】なんと!果実とは反対に温める方向にあるそうです。
そのままというよりは、干したものが温めに良いです。
漢方では皮を陰干ししたものを≪夏皮≫「なつかわ」と言い、「かひ」と呼ぶかたもいらっしゃいますが、煎じて飲むと胃の働きをよくしてくれるんですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
お風呂に入れると、毛細血管が拡張して神経痛に効果的だったり、筋肉のこりがやわらぐそうです。
美肌にもいいんですって!
すごい!
夏みかん、手に入りやすい地域の方は是非是非見直してみていただきたいなーと思いました。
さて、こんなに語ったくせに今から本題に入ります(笑)
6月のアフタヌーンななこ(エフエム萩・775)でお話いたしました、レシピ公開です。
料理教室で紹介しました「しめじと煎り大豆の萩の香りごはん」
レシピの前に食材うんちくをちょろりと。
この炊き込みご飯に入っておりますのは夏みかん果汁のほかに、大豆、アマランサス、しめじ。
気を補い、解毒や利尿に効果のあるイソフラボンが女性に嬉しい食材大豆。
アマランサスという雑穀は使いやすいので、最近ではどこのスーパーでも手に入りやすくなっていますが、古くアステカやインカで神様のお供物として大切にされていたもの。
高たんぱくでアミノ酸バランスが秀逸~!食物アレルギーに効果があるということが最近分かって、研究が進んでいるそうなんです!!
最近、ガン予防のβグルガンが注目されているしめじは腸内コレステロールの吸収抑制と排出をしてくれるそうです。血を補うそうなんで、私みたいな血の薄い人はしめじに助けてもらいたい。
さて、いよいよレシピ
材料(4人分)
お米 2合
アマランサス 大さじ2
乾燥大豆 50グラム
日本酒 大さじ1
塩 小さじ1
しめじ 200グラム
夏みかん果汁 40~50cc程度(なければ柑橘アレンジしてください。レモンでも…)
オリーブオイル 大さじ1
1、しめじは石づきを取って、夏みかん果汁を振りかけておく。
2、大豆は皮がはじける程度に香ばしく炒る。(弱火でじっくりが美味しくできるコツ♫焦がさないでね~。)
3、炊飯器にお米と通常通りの水加減より少し少なめの水を入れ、アマランサス、炒った大豆、酒、塩、オリーブオイル、最後にしめじを果汁ごと入れて、ひと混ぜして炊飯スタートです!
炊飯器の個性によって変わるので、何とも言えませんが💦
通常の炊飯コースでもじゅうぶん炊けると思います。
火加減や電力の弱い炊飯器だと思うなら、二度炊きや炊き込みご飯コースで炊いてみてください。
炊きあがったときの蓋を開けた瞬間の香りのよさに「うわぁ(⋈◍>◡<◍)。✧♡」となりますが、すぐに香りは感じなくなります💦あじゃぱ~💦
夏みかんの香りがなくなるとひょっこり顔をのぞく、香ばしいお豆の香り!
塩分は汗をかいたり動きの多い方には物足りないと思いますが、座り仕事の方やお年寄りの方にはちょうど良いと思います。
ご自身やご家族の一日の過ごし方によって塩を入れる量を調節したり、上から振りかけたりしてくださいね。
本題までがめっちゃ長い長い(笑)お約束のレシピ公開でしたー(/・ω・)/
大豆を煮て入れるのではなく、炒ってらくちんに入れちゃうのがズボラO型な真澄流でしたー。
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