我が子の通う小学校は各学年が様々な農作物を育てる体験を授業でしていることは、今までのブログでも見てきていただいているとは思いますが、5年生の学習は米作りです。
籾まき、田植えを経験し、いよいよ収穫。
と、その前に
はぜ掛けをするための、稲を束ねて結ぶ練習と
「はぜ掛けって何?はぜ掛けをするとどうなるの?」
ということを子どもたちにお話しする機会がありました。
雑穀マイスターとしての勉強がお役に立てた一瞬°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「収穫したばかりの稲には酵母菌が生きている!!」
最近では収穫したお米はすぐに機械で乾燥させてしまいます。
はぜかけにすると天日で干すため、稲は勿論まだしばらく成長していますし(切り花がそうであるようにですね)酵母菌は熱に弱いのですが、穏やかな天日干しでは活動をしている状態のままなので、お米に甘みとうま味が生まれるそうなんですね。
今回は女性メンバー4人のうち3人でお手伝いさせていただきました。
稲刈りの時にはぜ掛けの分を結ぶ練習を子どもたちとしました。
いよいよ稲刈りの日
鎌を初めてみる子どももいたかもしれません(⌒∇⌒)
稲の根元をぎゅっと持ち
少しグリリとねじる感じで根元をまとめると、スパッっと刈りやすいよ (゚д゚)/
こどもたちも楽しくなってきたのか、リズムよくグリリ!スパッ!
たまたま高校が振替休日で暇をしていた卒業生の我が家の長男を手伝いに駆り出す(笑)
写真に写ってくれないお年頃((´∀`*))ヶラヶラ
手刈りの後は機械で刈ることも教えてもらえます。
稲刈りの機会の中はどうなっているのだろう?
江戸時代や明治時代、機械化されていなかった時代の道具に実は似ていることに驚きです。
そのすべてがコンパクトになって一つになりエンジンで動いているようなイメージ。
からくりのようで面白い。
クラスを代表して、何人かが実際に乗ってみることができます。
とっても貴重な体験!
お米につられて可愛いネズミちゃんが姿を現しました~(/・ω・)/
はぜにかけた稲から、穏やかに水分が抜け、様々な微生物や酵母菌のチカラでうまみ甘みを携えたころ……
いよいよ、脱穀です!
とっても原始的な千歯漕ぎ体験。
意外と大変!上手に数回でとるにはコツがいります。
足でこぐ、少し進化した千歯漕ぎ(笑)
中のオルゴールのようなドラムが回り始めると、脱穀スタート。
カラカラガラガラ面白いようにはじき飛びます。
手動で風を送ると軽すぎるお米や、籾の一部が選別されて出てきます。
風がここから軽い籾と一緒にブフォーーーーっと((´∀`*))ヶラヶラ
ひゃ~~~!
美味しいはぜかけ米は、子どもたちの手のぬくもりとともに美味しい美味しいお持ちになるべくその時を待ちます(⌒∇⌒)
1月の全校お餅つき大会がとっても楽しみになっちゃう作業になりました~!
(投稿が遅くなりましたが、2016年末ごろに編集途中だったものです。)
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